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“疑惑のゴール”で波紋…元横浜FMカイケ、レンタル先のサントスで苦戦中

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横浜FMから母国の名門サントスに期限付き移籍しているFWカイケ

 元横浜F・マリノスのブラジル人FWカイケが新天地で苦戦しているようだ。ポルトガル版『ESPN』が伝えている。

 カイケは昨季にフラメンゴから横浜FMへ完全移籍。しかし、昨年9月17日のJ1第2ステージ第12節以降は出場がなく、まだ天皇杯の試合が残る同12月4日に、ブラジルへの一時帰国が発表されていた。そして今年1月14日、母国の名門サントスへ期限付き移籍することが発表されたが、新天地でも上手くはいっていないという。

 同メディアは「疑惑のゴール、そしてすでにベンチに…」としてカイケの近況をレポート。FWリカルド・オリべイラの代役として緊急補強されたカイケはFWロドリゴンとポジションを争っている状況だが、徐々に出場機会を減らし、直近のゲームである2月26日のボタフォゴ戦(2-0)は出番なしに終わった。

 また、カイケは2月12日のレッドブル・ブラジル戦(3-2)で終了間際に決勝点を挙げたが、そのゴールが波紋を呼んでいる。カイケは同試合の後半アディショナルタイム3分、味方の左からの折り返しを体で押し込もうとし、相手GKにゴールライン付近でキャッチされたものの、判定はゴール。さらに当てた部分が腕のように見えたこともあり、相手選手たちは主審を囲んで猛抗議したが、ジャッジは覆らず。同メディアでも、大きな反発を受けた“疑惑のゴール”として報じている。

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