[3.1 リーガ・エスパニョーラ第25節 バルセロナ6-1ヒホン]

　リーガ・エスパニョーラ第25節2日目が1日に開催され、バルセロナがヒホンをホームに迎え、6-1の勝利を収めた。5連勝を飾って勝ち点を57まで伸ばしたバルセロナは、直後に試合を行うレアル・マドリー(試合前の勝ち点は55)が引き分け以下に終われば首位に立つことになる。

　前半9分に先制に成功したのはホームのバルセロナだった。DFハビエル・マスチェラーノが前線に送ったロングパスで最終ライン裏に完全に抜け出したFWリオネル・メッシが、飛び出してきたGKイバン・クエージャルよりも先にヘッドで合わせると、ボールは無人のゴールマウスに吸い込まれ、スコアを1-0とした。

　さらに前半11分には左サイドでボールを受けたFWネイマールのスルーパスからPA内に進入したFWルイス・スアレスが、クエージャルまでかわして放ったシュートがDFフアン・ロドリゲスのオウンゴールを誘い、バルセロナがリードを2点差に広げる。しかし同21分、MFセルヒオ・アルバレスのシュートのこぼれ球をFWカルロス・カストロが押し込み、ヒホンが1点差に詰め寄った。

　だが、すぐさまバルセロナがリードを広げる。前半27分、右サイドからMFイバン・ラキティッチが送ったクロスは味方に合わなかったものの、DFジャン・シルバン・ババンのクリアが中途半端になると、ボールに反応したL・スアレスが豪快なダイレクトボレーを突き刺してスコアは3-1となった。

　3-1のまま後半を迎えると、バルセロナはL・スアレスに代えてFWパコ・アルカセルを投入。すると同4分、ババンのコントロールミスを見逃さなかったメッシが高い位置でボールを奪ってPA内に運ぶと、ラストパスを受けたP・アルカセルがゴールを陥れ、リードは3点差に広がった。

　後半14分にはゴール前で得たFKをメッシが、コースを狙った緩やかなボールで直接狙うもクロスバーを叩いてしまう。同16分にはメッシがベンチに下がり、MFアンドレ・ゴメスがピッチへと送り込まれた。すると同21分、またもやFKの好機を得ると、キッカーを務めたネイマールが鮮やかな軌道を描く直接FKを突き刺してチーム5点目を記録。さらに同42分にはDFセルジ・ロベルトとのワンツーからラキティッチが強烈なシュートでネットを揺らし、バルセロナが6-1で大勝した。

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●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集