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レアルDFカルバハルは首位陥落も前向き、「まだ僕ら次第の状況」

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前向きに語ったダニエル・カルバハル

[3.1 リーガ・エスパニョーラ第25節 R・マドリー3-3ラス・パルマス]

 リーガ・エスパニョーラ第25節2日目が1日に開催され、消化試合が1試合少ないものの首位に立つレアル・マドリー(勝ち点55)がラス・パルマスをホームに迎え、3-3で引き分けた。勝ち点の上積みが1にとどまったレアルは、バルセロナにかわされて首位の座を明け渡した。

 試合後、DFダニエル・カルバハルは「自分たちとしては逆転を狙っていたから最後は少し残念」と言いつつも、「勝ち点1を取ったことで僕ら次第の状況ではある」と前を向いた。クラブ公式サイトが伝えている。

 直前に行われた試合で2位バルセロナがヒホンに勝利を収めて勝ち点を57に伸ばしたため、勝ち点1を上乗せるのみだったレアルは勝ち点56に留まり、2位に後退した。とはいえ消化試合がバルセロナより1試合少ないため、まだ「僕ら次第の状況」だ。

「前後半で全く違う戦いぶりになった。前半はプレッシャーが足りず、ラス・パルマスは急所を突くパスを通してきた」と振り返ったカルバハルは「ハーフタイムで僕らはより意識をしっかり持って試合に向かったが退場処分があり、さらに相手チームにPKが与えられたことで非常に難しい展開になった」と言う。

「ラス・パルマスにはとてもスピードがある選手たちがいて、前線が目まぐるしく動くコンビネーションのとても良いチームだってことは事前から分かっていた。守備でこちらが後方に走り回らなければならず、フィジカル的な消耗があった」

 今後は中2日で敵地でのエイバル戦が控えている。レアルのSBは「前向きに行かなければ。僕らには土曜、エイバルでのとても難しい試合がある。ポジティブなメンタリティとに加えて、リーガの戦いはこの先も長いという意識を持っていなければ」と先を見据えた。

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