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元ドイツ代表MFが不祥事で契約解除…涙の会見で引退も示唆

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不祥事でシュツットガルトとの契約を解除となったMFケビン・グロスクロイツ

 FW浅野拓磨とMF細貝萌が所属するシュツットガルトは3日、元ドイツ代表MFケビン・グロスクロイツとの契約を解除したと発表した。

 グロスクロイツは2月28日の夜にシュツットガルト市内で若者グループとの暴力事件を起こし、グロスクロイツ本人は負傷して入院する事態になっていた。クラブによると、グロスクロイツは不祥事を謝罪したが、両者合意に上で契約解除に至ったという。

 クラブ公式サイトを通じて「非常に申し訳ない。シュツットガルトでの時間が終了してしまうことを後悔している」などとコメントしていたグロスクロイツは、記者会見を開いて改めて謝罪。『ガーディアン』など複数メディアは、「当面はサッカーと関わらないことを望んでいる」と現役引退も示唆し、涙を流したと伝えている。

 グロスクロイツは1988年7月19日生まれの28歳。2009年から15年まで在籍したドルトムントでは、MF香川真司ともプレーし、リーグ連覇などに貢献。14年にはドイツ代表の一員としてブラジルW杯に参加。世界一を経験した。

 15年夏にガラタサライへの移籍を試みるも、手続き不備による契約不成立で4か月間の試合不出場を強いられると、16年1月にシュツットガルトと契約していた。

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