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伊メディア「本田圭佑はもはやミランで異分子の存在」…スソ酷使の要因に?

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ミランで出場機会が限られるFW本田圭佑

 ミランに所属する日本代表のMF本田圭佑について、イタリアメディア『Pianeta Milan』がチーム内で「もはや異分子」の存在となっていると報じた。

 今シーズン、本田はビンチェンツォ・モンテッラ監督が率いる若手主体のミランにおいて、完全に構想外となっている。これまでリーグ戦への出場はわずかに5試合で、96分とアピールチャンスすら与えられない状況だ。

 本田がポジションを争う両ウイングでは、ケガ人が相次いでいる。1月29日のウディネーゼ戦でMFジャコモ・ボナベントゥーラが負傷し、今シーズンが絶望的となった。4日のキエーボ戦ではFWスソも故障し、完治までに3週間ほどかかるとみられる。

 特にスソの故障に関しては避けられたケガであったとして、その原因がミランの選手層にあるとの指摘がある。本来バックアッパーであるはずの本田だが、メンタルとフィジカルの両面においてコンディションが低下しており、「チーム内でもはや異分子と化している」と伝えられている。本田が唯一、先発の機会を与えられたセリエA第10節ジェノア戦(3-0でジェノアが勝利)でアピールに失敗したことで、モンテッラは必要以上にスソに頼ることになった。その結果スソを酷使し、ケガにつながったとの見方だ。

 18日に行われる次戦のジェノア戦では、1月の移籍市場で同クラブから加入したFWルーカス・オカンポスが先発の有力候補とみられる。前線にケガ人が続出し厳しい状況のミランで、本田に再びアピールのチャンスが巡って来るのか注目されるところだ。


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