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ペペ&バラン不在のレアル、クラシコ前にジダンが執るべき策とは?

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ジネディーヌ・ジダン監督が執るべき策とは?

 ビッグマッチを前に、レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督は頭を悩ませているのかもしれない。スペイン『アス』が伝えた。

 DFペペラファエル・バランという最終ラインの2選手が負傷離脱しているレアル。リーガ・エスパニョーラで第32節スポルティング・ヒホン戦、第33節バルセロナ戦を前にDFナチョ・フェルナンデスが累積出場停止にリーチとなっている。

 スペイン『アス』では、クラシコを前にジダン監督が執るべき4つの策が紹介されている。

1.リスクを冒してナチョを起用
 ヒホン戦でイエローカードを受ければ、ナチョはバルセロナ戦に出場できなくなる。これまで出場した試合で463分毎に1枚のイエローを受けているナチョが、次節警告を受ける可能性は高くない。だが仮にイエローをもらえば、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールといった攻撃陣を前にCB3選手を欠いて臨むというリスクがある。

2.カゼミーロのCB起用
 ナチョ、ペペ、バラン、セルヒオ・ラモスを除けば、最もジダン監督の守備戦術を理解しているのはカゼミーロだろう。今季、ジダン監督はすでに彼をCBで起用した経験がある。コパ・デル・レイ準々決勝第2戦、セルタ戦だ。変則的3-5-2の最終ラインにカゼミーロを配置したジダン監督だが、この試合では2-2の引き分を演じている。

3.カンテラーノを登用
 レアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)から選手を引き上げる。それもジダン監督の一つの選択肢だ。例えば、DFアルバロ・テヘロはジダン監督のお気に入りの選手で、コパ・ベスト32の第2戦、クルトゥラル戦(6-1)ではスタメン起用されている。テヘロ以外にもハビ・サンチェス、アレハンドロ・サルト、フィリップ・ラインハートらが候補に挙げられる。

4.ダニーロのコンバート
 クリエイティブな解決策としては、DFダニーロをCBにコンバートする方法がある。184cmの身長、空中戦の強さは、CBとしてのプレーに適していると言える。しかしながら、今季3バックで起用された際の彼のパフォーマンスは散々だった。仮に失点に直結するようなミスを犯せば、サポーターからの批判は大きなものとなりそうだ。


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