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ゲント久保裕也「“スシボンバー”はそんなに好きじゃない」…“お辞儀”にも言及

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FW久保裕也が自身につけられた愛称について言及した

 ゲントに所属する日本代表FW久保裕也は、自身につけられた愛称について言及した。ベルギーメディア『voetbalkrant』が伝えている。

 久保は今冬にヤングボーイズからゲントへ加わると、12試合で8ゴールをマーク。ベルギーでは「クボの補強は大当たりだった」と連日のように報じられ、「スシボンバー」というニックネームとともに、日本人ストライカーの活躍を取り上げている。日本人選手にとってはある種お馴染みの愛称について久保は胸中を明かした。

「正直、このニックネームはそれほど好きじゃないですね。(日本の)ステレオタイプだと思います。日本では僕に愛称みたいなものはありませんから」

 また、25日に行われたズルテ・ワレヘム戦でゴールを決めた久保は、チームメイトのナイジェリア代表DFウィリアム・トルースト・エコングとともに両手を合わせてお辞儀をするパフォーマンスを見せた。新たなセレブレーションについては「実際、日本でもそんなにやりませんけどね(笑)。ただ、ウィリアムがゴールを決めたらやろうと言ってくれたので」と、明かしている。

 文化的な差異にも戸惑う久保は挨拶時に、「ここでは手を振って、キスさえするんです。最初は何をしていいかわからなかった」と明かす。さらに、ベルギーの公用語の一つとされるオランダ語は「まだ初歩の段階」とし、こう続けた。

「ベストを尽くしています。繰り返し言ってもらったり、短く話してもらったり頼むのをためらったりはしませんよ。オープンにもなっていますしね」

 プレー面では完璧にフィットしていると言えるほどの活躍を見せる久保。プライベートや生活面でもさらなる適応を目指しているようだ。


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