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「残念だが私はまだここにいる」ベンゲル、皮肉交じりに意気込みを示す

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皮肉交じりに意気込みを示すアーセン・ベンゲル監督

 昨シーズン、プレミアリーグではリーグ5位に終わり、UEFAチャンピオンズリーグでは早期敗退を喫したアーセナル。シーズン後半戦にはアーセン・ベンゲル監督の更迭を求める声が加熱した。

 しかし、結果的にベンゲル監督はアーセナルと新たに2019年6月までの2年契約を結び、チームはFA杯を制して16-17シーズンを終えている。

 現地時間4日、コミュニティーシールドのチェルシー戦を前にしたベンゲル監督は、記者会見で次のような言葉を述べた。

「みなさんごきげんよう。私はまだここにいます。ここからいなくなってほしいと思っている方もいらっしゃったかもしれないが、まだ監督の席にいて申し訳ない」

 新シーズンに向けた意気込みについては「今シーズンは残念ながらチャンピオンズリーグに出ることはできない。だが、自分の仕事に集中して少しでも多くの勝利をチームにもたらしたい。今季はヨーロッパリーグに挑むことになるが、ターンオーバーで選手を休ませることができたら、ぜひ実践していきたいね。我々はどのような競争力の中で戦うことを強いられるのか、見極めていきたい」と述べている。

 前シーズンのリーグ王者とFA杯王者が激突するコミュニティシールドは現地時間6日にウェンブリーで行われる。果たして、ベンゲル率いるアーセナルはチェルシーを下して、シーズン初のタイトルを獲得できるのか、その手腕が改めて試されることになりそうだ。


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