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名将モウリーニョが“GK”として登場!遅延行為でイエロー、PKを冷静に決めるなど大活躍

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パンチングでクリアするジョゼ・モウリーニョ

 今年6月にロンドンで発生したグレンフェル・タワー火災のチャリティーマッチが、2日にロフタス・ロードで開催された。この試合にマンチェスター・ユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョがGKとして登場。チャリティーマッチを大いに盛り上げた。

 試合は元イングランド代表FWのレス・ファーディナンド率いる『チーム・ファーディナンド』と、元同代表FWアラン・シアラー率いる『チーム・シアラー』が対戦。両チームにはFWピーター・クラウチやGKシェイ・ギブンといった現役選手のほか、イギリスの歌手マーカス・マムフォードといった著名人も多く参加した。

 試合は前半2分、陸上競技選手のモハメド・ファラーがゴールを決め、チーム・ファーディナンドが先制点。だが、12分にチーム・シアラーの元イングランド代表MFトレバー・シンクレアが同点ゴールを決め、前半を1-1で折り返した。

 チーム・シアラーは後半4分に、シンクレアが2点目を決めて2-1と逆転に成功すると、18分にディビッド・ジェームスに代わって背番号1をつけたモウリーニョが登場。スタジアムが大歓声に包まれた。その4分後にモウリーニョは遅延行為によりイエローカードを受けたが、CKからのボールをパンチングでクリアするなど奮闘。しかし、31分に果敢な飛び出しだったが同点ゴールを許してしまい、2-2で試合はPK戦に突入した。

 引き続きGKに入ったモウリーニョは3番手のキッカーを務め、右足でゴール右に流し込んだ。GKとしては、相手のキックの方向を読んで横っ飛びするも、1本も止めることはできず、PK3-5でチーム・シアラーは敗れた。それでもモウリーニョは、ゴール裏にいた子どもたちにキーパーグローブをプレゼントするなどファンサービスを忘れなかった。

 なお、モウリーニョはプロとしての実績はないが、父親は元ポルトガル代表のGKだった。

※敬称略


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