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酒井宏樹がパリSG戦で感じた世界との差とは?「あれがハリルさんがよく言う…」

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FWネイマールと競るマルセイユDF酒井宏樹

 マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹が、パリSG戦での引き分けに悔しさをにじませた。

 マルセイユは22日、リーグ1第10節でパリSGと対戦。2-1とリードしてアディショナルタイムを迎えたが、最後の最後でFWエディンソン・カバーニにFKを沈められて、2-2のドローに終わった。酒井は「今日は寝られないですね」と話して、このように続ける。

「僕のキャリアで初めて、メガクラブに勝てる5秒前だったので。まあまだまだってことだと思いますし、あそこの90分でカバーニがあの場所でファウルを得られるというのが、トッププレーヤーの証拠。(ファウルを献上した)ブーナ(・サール)はほとんど触っていないと思うんですけど、あれがハリルさんがよく言う、世界との差ですね。あれをやれることがW杯の上に行くチームの条件だと思います」

 また、カバーニについても酒井は、経験や力の差を感じたことを認める。

「時間帯もあったので、彼は完全にファウルをとりにいっていたと思います。後ろに人数が足りていることもカバーニは見ていたと思います。彼はあの場面、チャンスというより、あそこでファウルをとることに専念していたと思いますし、悔しいけれど、認めざるをえないくらい、能力、というか経験の差が出たというか…」

 それでも、マルセイユが今シーズン無敗のパリSGをあと一歩まで追い詰めたことは事実。「一年で一番大事な試合だった」と話す酒井は、「上を目指すには突き詰めていかないといけない」として、勝ち点1に満足する様子は見せない。サポーターのみんなを気持ちよく帰してあげられなかったと悔やむ日本人SBは、前だけを向いている。

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