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「日本人は嘘をつかない」乾貴士の“武士道”を現地記者が称賛

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現地記者から賞賛を受けたMF乾

 「サムライは嘘をつかない」。スペイン『マルカ』紙のホセ・マリア・ロドリゲス記者は、自身のコラムでエイバルMF乾貴士をこう称賛した。

 22日に行われたリーガエスパニョーラ第9節で、エイバルは敵地「サンティアゴ・ベルナベウ」でレアル・マドリーと対戦。0-3と完敗を喫した試合で、日本代表MFは2トップの一角としてフル出場を果たしている。

 この試合の54分、乾は相手エリア内でMFカセミロに倒されたように見える場面があった。しかし、審判の笛はならず。乾も「PKではなかった」と正直に話している。

 これについて、ホセ・ルイス・メンディバル監督は「審判や相手を欺くということを知らない」と評していた。しかしロドリゲス記者は、これは乾だけのものではなく、日本人に浸透する“武士道”によるものだと称賛を綴っている。

「メンディリバルは『競争することを知らない』と結論づけた。しかし、それは個人的な問題ではない」

「タカシ・イヌイと、数千人いる日本人トップアスリートに違いはない。監督たちは方法論を実践させるときから、自分自身の力を出し切ることこそが、どんな競争の結果よりも重要であることを叩き込むのだ。彼らは、日本の社会に浸透する“武士道”に、そして侍に着想を得ている。それは勇気、礼儀、哀れみ、正義、誠実、正直と、七つの事柄に要約されるものだ」

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