beacon

フランス代表にベンゼマは不要なのか…続く議論に地元メディアの特集

このエントリーをはてなブックマークに追加

フランス代表から遠ざかっているFWカリム・ベンゼマ

 レアル・マドリーの主力選手が、W杯に出場しない。これが現実のものになろうとしている。

 それはレアルFWカリム・ベンゼマである。ベンゼマは2年前に“セックス・テープ”をもとにMFマシュー・バルブエナ(現フェネルバフチェ)が恐喝された事件に関与した疑いをかけられ、それ以降フランス代表から遠ざかっている。

 だがフランスでは議論が続いている。「9年間レアル・マドリーでプレーしている選手がW杯に出場しないのは妥当か」「そろそろ処分から解放されてもいいのではないか」というものだ。

 フランス『カナル・プリュス』は、12日にベンゼマの特集を放送する予定だ。1時間半のドキュメンタリーが、ゴールデンタイムに放送される。ベンゼマはその放送内で「犯罪者のように扱われた。孤独だったよ。サッカーも、何もない。『ここで僕はなにをしているんだ?』と思った」と予防拘禁された日を振り返っている。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、そのドキュメントで「カリムはファンタスティックな選手だ。彼がW杯に出場できるように願っている」と述べ、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは「僕にとって、カリムがチームメイトであることは特権だ。ブラジル代表で活躍したロナウドでさえ、彼ほど長くはマドリーにいられなかった」とフランス人FWを称えている。

 W杯まで、残された期間は7か月だ。ディディエ・デシャン監督はベンゼマの招集を再検討するだろうか。

●ロシアW杯欧州予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧
●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP