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コバチ監督、テストマッチで2G1Aの鎌田大地のプレーに満足「これこそ我々が臨むプレー」

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コバチ監督がMF鎌田大地のプレーに満足

 フランクフルトに所属するMF鎌田大地は10日に行われた2部ザントハウゼンとのテストマッチで2ゴール1アシストを含む合計4ゴールに絡む活躍を見せた。ニコ・コバチ監督もそのプレーを高く評価している様子だ。

 今夏にサガン鳥栖からフランクフルトに渡るも、まだ定位置をつかめていない鎌田。インターナショナルブレイク中のテストマッチで前半17分に右からのクロスを押し込むと、同38分には中盤でボールを受け、相手PAに侵入したところで左足を振り抜いてドッペルパック(1試合2ゴール)を達成した。

 フランクフルトはさらに後半開始直後、スルーパスに反応した鎌田を起点にFWブラニミル・フルゴタがループシュートを決めて追加点。鎌田は後半44分にDFイェトロ・ウィレムスのチーム5点目をアシストし、5-3の勝利に大きく貢献している。

 この試合では公式戦での出場機会に恵まれていない鎌田とフルゴタがそれぞれ2ゴールずつをマーク。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』が伝えたコメントによると、コバチ監督は試合後、「2人ともとても高いクオリティーを持っている」「彼らはライン間でパスを引き出し、すぐ前線に向かっていく。これこそ我々が望むプレーだ」と満足気に語った。

 フランクフルト加入後、出場試合数が「2」にとどまっている鎌田は、第11節までの6試合でベンチからも外れていた。しかしながら、2部相手のテストマッチとは言え、この日の活躍は今後へのアピールとなっただろう。コバチ監督は冗談を交えながらも、選択肢が増えたことに「頭痛の種が増えたね」と話している。

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