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フランスと引き分けたドイツにレーブは満足「ナーバスにならず、自分らのプレーを貫いた」

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ドイツを率いるヨアヒム・レーブ監督はフランス戦に満足

 ドイツ代表は14日に行われた国際親善試合でフランス代表と対戦し、2-2で引き分けた。ヨアヒム・レーブ監督は、チームが強豪相手に見せたプレーに満足感を示している。

 10日のイングランド戦をスコアレスドローで終えたドイツだが、フランスとの対戦ではFWアレクサンドル・ラカゼット(34分、56分)の得点でリードを2度奪われながら、FWティモ・ベルナー(71分)、そしてMFラース・シュティンドル(93分)のゴールで追いついている。この結果、ドイツは21試合負けなしの記録を維持した。

 レーブ監督は試合後、強豪との2連戦で見せたパフォーマンスに「とても満足している」とコメント。「我々は高いレベルに位置する強力な相手との対戦で、良い結果を出せたと思う。イングランドもフランスもずば抜けた個の力を持つプレーヤーたちを揃えているだけに、当然なことではない」と振り返っている。

 フランス戦においては、MFメスト・エジルが絶妙なスルーパスで1点目をアシストした。レーブ監督は次のように続けけている。

「大事だったのは、ビハインドを追う状況でも、ナーバスにならず、自分たちのプレーを貫いたこと。前方への勢いを高めれば、良いチャンスを迎えられることを示せた。特に、1-1の前の攻守を切り替えるプレーは気に入ったよ。正しい瞬間にパスを出すことこそがサッカーにおける芸術だ」

 この試合ではMFマリオ・ゲッツェが約1年ぶりにドイツ代表の一員としてプレーした。65分から出場した同選手は、後半アディショナルタイムにエジルからのボールを軽いタッチで落とし、シュティンドルによる劇的同点弾をアシストしている。

 ゴールに絡んだゲッツェは「今日の試合は僕たちにとってポジティブなストーリーだったね。僕もポジティブな気分で家に帰れる。正しい方向へのステップだった。僕はこのチームに戻れるために、長い間働いたんだ」と代表への復帰を喜んでいる様子を示した。

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