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マルセイユDFが語る酒井宏樹に必要なこと「彼について悪くは言わないけど…」

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同僚が酒井宏樹について語った

 マルセイユに所属する元ポルトガル代表DFロランドが、同僚のDF酒井宏樹について語っている。フランス『Le 10 Sport』が報じた。

 酒井は昨夏、マルセイユへと加入。移籍初年度からレギュラーとして活躍し、2年目を迎えた今シーズンも出場機会を手にし続けている。先日に行われたブラジル戦、ベルギー戦でも先発した酒井は、強豪を相手に安定した守備を見せ、改めて成長を感じさせている。

 しかし、同僚のロランドは「彼について悪く言うわけではないけど」と前置きした上で、酒井のプレーに注文をつけている。

「彼とはよく笑いあっているよ。僕は彼に『お前はペナルティエリアに入ったとき、パスしかしないよな』と言うんだ。でもそれからシュートを打ち始めるようになったね。(5日の)カーン戦でも得点の可能性があった。彼は練習ではいつも上手くできているんだよ。ときにサイドバックであっても、シュートがベストチョイスになることがある」

 酒井はマルセイユ加入以降、ゴールは0。日本代表でも、一度もネットを揺らしたことがない。ロランドとしてはときに直接ゴールを狙うプレーを期待しているようだ。

 それでも「彼は一緒にプレーした中で最高のやつだ。フランス語もだいぶ上達したね」と、好印象を持っていることも明かしている。

 酒井がサイドバックとしてもう一段上のステップに上がるため、得点というのは一つの課題となるかもしれない。

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