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不平等な日程を批判するコンテ「他の監督にも声を上げてもらいたい」

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前日会見に続き、再び日程に苦言を呈したアントニオ・コンテ監督

 チェルシーアントニオ・コンテ監督は、プレミアリーグの日程へ苦言を呈した。

 22日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でチェルシーは敵地でカラバフと対戦。21分にエデン・アザールがPKを決め先制すると、その後ウィリアンが2ゴールを挙げるなど、敵地で4-0の勝利を飾った。この結果、チェルシーはグループ2位以上を確定させ、決勝トーナメント進出を決めている。

 試合後、コンテ監督は「チームは良いプレーを見せてくれた。選手たちは困難な状況でも常に全力で戦っているので、彼らのコーチを務められてととも幸せだ。我々は本当に良いチームだ」と敵地での大勝に満足を示した。

 ローマアトレティコ・マドリーと同居する厳しいグループを勝ち抜いたコンテ監督だが、その喜びよりも不公平な日程への不満が強いようだ。カラバフ戦の前から日程が平等ではないと口にしていた同指揮官だが、試合後も「誰もが知っているようにイングランドリーグでこのような良くないことが起きるのは2回目だ」と苦言を呈している。

 コンテ監督のいう“1度目”は、9月30日のマンチェスター・シティ戦。アウェイでのアトレティコ戦の後、中2日でビッグマッチに挑んだチェルシーだが、一方のシティは、ホームでのシャフタール・ドネツク戦の後、中3日で試合に臨んだ。結果は、マンチェスター・Cが1-0で勝利している。

 そして、チェルシーはこのカラバフ戦後、中2日で敵地でのリバプール戦に臨む。この試合も前回と同様に、相手よりも短い準備期間かつ長距離移動の後にビッグマッチを迎えることは不公平だと、コンテ監督は主張している。

「6チームによるタイトル争いが繰り広げられている。1カ月半の間にこのようなことが起きるのは適切ではない。この後、我々は5時間半の移動を経て、1日の休養後にリヴァプール戦の準備を始める。これはマンチェスター・C戦と同様にビッグゲームだ。言い訳や文句を言うつもりはないが、これが現実だ」

 さらに、「他の監督にも声を上げてもらいたい。それにメディアもこのことをもっと強調すれば良いと思う。これは明らかにおかしなことだ」と今後も不平等な日程が続く限り、平等なスケジュールを求めて訴え続けたいと話している。

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