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復帰戦で120分フル出場の長谷部、膝の痛み抱えるも「迷惑かけた。コンスタントに出れれば…」

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シーズン後半戦への意気込みを語ったMF長谷部誠

 現地時間20日、DFBポカール3回戦が行われ、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは2部のハイデンハイム相手に延長戦の末2-1で勝利した。試合後、フル出場した長谷部は難しい試合だったと振り返っている。ブンデスリーガ公式が伝えた。

 ハイデンハイムのホームで行われた試合は、両チームともに90分間でネットを揺らすことができずに延長戦へ突入する。延長前半開始5分でガチノビッチがゴールを挙げ、ようやくフランクフルトが均衡を破るも、ハイデンハイムはその1分後に同点に追いつく。

 両者とも譲らない熱戦となったが、延長後半4分にハラーが挙げたゴールが決勝点となり、フランクフルトが4回戦進出を決めた。

 キャプテンマークを巻き、3バックの中央としてフル出場を果たし勝利に貢献した日本代表MFは、下部リーグ相手の難しい試合を振り返っている。

「相手がかなり引いて、ブロックを作ってしっかりやってきた。攻撃の部分で、アイディアが足りず、攻めあぐねた感じはありました。カップ戦はこういう難しい試合になることはわかってます。一番は結果なので、年内最後の試合で勝てて良かったです」

「自分がもう少し前に行っても良かったですが、相手はカウンターを狙ってたんでちょっと我慢する必要がありました。攻撃でも守備でも、全体的にもう少し良いプレーできればと思います」

 フル出場を果たした長谷部だが、慢性的な膝の痛みや体調不良でこの試合が4戦ぶりの出場だった。日本代表キャプテンは、後半戦はもっと出場機会を増やしたいと語りつつ、ロシアW杯が控える2018年に向けてもコメントしている。

「戻ったのは先週の金曜日で、1週間から10日ぐらいやってませんでした。リーグ戦も、連戦で3試合出られなくて、前半戦は膝の状態と体調不良で、17試合中10試合ぐらいしか出られず、チームにも迷惑かけたというのはあります。後半戦はもう少しコンスタントにプレーも、そしてプレー時間もしっかりやれるようにしたいなと思います」

「いまはとにかく、今年が終わったので一息ついて、しっかりとまた来年のことは休んでから考えたいと思います」

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