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中島翔哉の今冬移籍は実現せず…ポルティモネンセは契約解除金を27億円に引き上げか

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今冬の移籍が実現しなかったポルティモネンセFW中島翔哉

 ポルトガルリーグのポルティモネンセに所属するFW中島翔哉(23)は、今冬の移籍話が浮上したものの、結果的に残留する運びとなった。同選手に対して、クラブ側は新たに高額な契約解除金を設定しているようだ。

 地元メディア『jornal do algarve』によると、中島獲得に向けてポルティモネンセは打診を受けていたものの「いずれのオファーも、契約解除額となる1000万ユーロ(約13億7000万円)に達しなかった」と伝えている。

 その一方で、クラブ側は2020年までの保有権を手中にし、高額な移籍金を設定しているようだ。同メディアによると「新たな契約条項として、今後は2000万ユーロ(約27億4000万円)の契約解除金が盛り込まれている模様。もし、この日本人を獲得しようとするならば、その額を支払わなければならない」とのこと。

 また、記事では「ドイツやフランスのクラブも中島に興味を示していた。そのほか、ポルトとベンフィカは中島に関心を寄せ、移籍市場終盤にはスポルティングも獲得レースに名乗りを挙げた。この日本人はポルトガルの“ビッグ3”も欲しがる人材だったが、いずれのチームも1000万ユーロを上回る移籍金を提示しなかった」と、残留に至った流れを伝えている。

 ここまで、ポルトガルリーグで16試合8ゴール3アシストと、躍進を見せている中島。ポルティモネンセ残留が決まったものの、引き続きアルガルベのチームで輝きを放つことができるのか、さらなる飛躍が期待される。
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