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「アンデルレヒトの補強は成功と言えず」森岡亮太加入も、地元紙が分析するその理由とは?

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アンデルレヒトに移籍したMF森岡亮太

 今冬の移籍市場で、ベフェレン在籍の日本代表MF森岡亮太は、ベルギーの強豪アンデルレヒトへのステップアップを果たした。しかし、地元紙は「アンデルレヒトの移籍市場での立ち回りは、成功と言えなかった」と伝えている。

 地元メディア『voetbalnieuws』は「森岡亮太を獲得したが、アンデルレヒトはステップアップがうわさされていたMFレアンドロ・デンドンケルを放出することができず、前線の柱になり得るFWを確保できなかった」と報じた。

「移籍市場でアンデルレヒトは、リバプールのラザル・マルコビッチを獲得した。だが、彼はセンターFWではなく、サイドが本職。ニューカッスルのFWアレクサンダル・ミトロビッチを確保すべく動きたのに、移籍決定を取り付けることができなかった」

 記事では「しばらくFWステファノ・オカカやFWアイザック・サクセスなども候補となっていたが、いずれも獲得することはできず」と紹介し、アンデルレヒトがセンターFWの獲得に失敗したという点をクローズアップしている。

 アンデルレヒトは現有戦力のポーランド人FWルカシュ・テオドルチェクが19試合4ゴール、コンゴ共和国代表FWシルベール・ギャンブラは13試合ノーゴールとなっている。8ゴールを記録しているMFが本職のMFソフィアーヌ・アンニが前線に入ることもあったが、同選手はスパルタク・モスクワへと去っていった。

 現在、アンデルレヒトは24試合を消化し、ジュピラー・リーグで3位に付けている。だが、リーグで37得点と得点力不足に陥っている状況だ。

 前半戦ベフェレンではリーグ戦7ゴールを記録している森岡亮太だが、アンデルレヒトでは10番を背負うことが決定している。同チームは得点力不足に悩まされていることもあり、森岡は新天地でゴールシーンに絡む役割も求められることになる可能性が高いようだ。

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