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デビュー戦で天国と地獄…アンデルレヒト新10番の森岡、先制アシストするも自ら獲得した逆転PKは失敗

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新天地デビューを果たしたMF森岡亮太

[2.4 ベルギーリーグ第25節 アンデルレヒト2-2メヘレン]

 ベルギーリーグ第25節が4日に行われ、MF森岡亮太の所属する3位アンデルレヒトはホームで最下位メヘレンと対戦し、2-2で引き分けた。

 1月30日にベフェレンからアンデルレヒトへの完全移籍が発表された森岡は背番号10をつけ、3-4-2-1の左シャドーで先発デビュー。ベフェレン所属時を含めて開幕25試合連続のスタメン出場を果たし、先制点をアシストしたが、初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 森岡は前半10分、DFオリビエ・デシャハトからのロングパスに走り込み、PA内左から左足で速いクロスを供給。これが中央で待つFWシルベール・ガンブラの頭にピンポイントで届き、先制のヘディング弾を演出した。

 森岡にとっては本拠地のサポーターに挨拶代わりの好プレー。ベフェレンで9ゴール11アシストを記録した実力をさっそく見せつけた。

 しかし、アンデルレヒトは前半15分にゴール前のこぼれ球をメヘレンのFWブレイマ・バンデに蹴り込まれると、同21分には相手クロスの処理を誤ったDFウロシュ・スパイッチのオウンゴールで逆転を許してしまう。

 それでも後半12分、左サイドからデシャハトが送ったクロスをガンブラがヘッドで押し込み、この日2点目をマーク。さらに2-2の同35分には、ガンブラのパスに反応した森岡がPA内左で相手DFに後ろから倒され、PKを獲得する。

 逆転が懸かるPKキッカーを託されたのは森岡。ところが、右足で放ったグラウンダーのシュートはゴール左に外れ、ビッグチャンスを逃してしまった。

 その後、森岡は後半44分に交代で退き、試合は2-2のままタイムアップ。アンデルレヒトは最下位チームを相手に勝ち切れず、リーグ戦3試合連続のドローとなった。

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