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「間違いなく彼だよ」…元ミランの敏腕CEOが断言するクラブ史上最強の選手とは?

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かつてミランでプレーした元オランダ代表FWマルコ・ファン・バステン(中央)

 昨年4月までミランでCEOを務めていたアドリアーノ・ガリアーニ氏が11日、イタリアメディア『ラ・7』のテレビ番組に出演し、過去のエピソードを語った。

 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ元会長の下で、右腕を務めたガリアーニ氏がクラブの歴史を振り返った。31年間続いたベルルスコーニ体制において、ミランは通算29個ものトロフィーを獲得しているが、最も苦しめられた試合を問われると、2007年のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝のリバプール戦を挙げた。

「おそらくアテネで開催された2007年のCL決勝だろう。2-0でリードしていたが、リバプールに1点返され、終盤、引き分けに持ち込まれるリスクがあった。その2年前のイスタンブール(同じくCL決勝でリバプールがPK戦を制し優勝)の再来のように思えたしね」

 続いて、自身が考える史上最高のミラン選手については、「間違いなくマルコ・ファン・バステンだ」と断言。1987年にアヤックスからミランに加入し、スクデットを3度獲得(1987-88、1991-92、1992-93)、CLの前身であるチャンピオンズカップを2度制し(1988-1989、1989-1990)、バロンドール賞も3度にわたり受賞(1988、1989、1992)するなどタイトルを総なめにした元オランダ代表FWの名前を挙げている。

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