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これが森岡亮太だ!!移籍後初ゴール含む2発&PK獲得で6戦ぶり勝利導く

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MF森岡亮太が移籍後初ゴールを含む2得点

[2.25 ベルギーリーグ第28節 アンデルレヒト5-3ムスクロン]

 ベルギーリーグ第28節が25日に行われ、MF森岡亮太の所属する暫定4位アンデルレヒトはホームで13位ムスクロンと対戦し、5-3で勝利した。加入後4戦目の森岡は2試合ぶりに先発復帰し、移籍後初ゴールを含む2得点を記録。ベフェレン時代と合わせて今季のリーグ戦9ゴール12アシストとした新10番は、追加点につながるPKも獲得するなど、チームの6試合ぶりの勝利に貢献した。

 1月30日にアンデルレヒト移籍が発表された森岡は、デビュー戦となった2月4日の第25節メヘレン戦(2-2)でいきなり先制アシスト。しかし、同点で迎えた終盤のPKを失敗すると、第26節オーステンデ戦(0-2)では決定機を逃すなど精彩を欠き、第27節シントトロイデン戦(0-1)はベンチスタートとなっていた。

 2試合ぶりにスタメン起用された今節は開始から積極的にボールを集め、攻撃のリズムを作っていく。前半5分には左クロスのこぼれ球に反応し、PA手前やや左から右足でシュート。しかし、相手DFに当たって枠をそれ、コースを変えようとしたFWウカシュ・テオドルチクの右足ヒールキックも当たり損ねとなった。

 それでも前半26分、背番号10がついに真価を発揮する。DFウロシュ・スパイッチからのロングパスをPA内中央のテオドルチクが頭で右に落とし、MFピーテル・ヘルケンスが滑りながら右足で折り返す。森岡はファーからフリーで走り込み、右足で確実に決めた。

 さらに前半アディショナルタイム1分、森岡がPA内右でDFゲオルギオス・ガリツィオスからボールを奪うと、後ろから倒されてPKを獲得。同アディショナルタイム2分にキッカーを務めたテオドルチクが右足でゴール右に蹴り込み、2-0で前半を折り返した。

 アンデルレヒトの攻勢は続き、後半12分には早くも3点目。MFケニー・ハサン・サイフが左サイド深くから左足でクロスを送り、ファーのテオドルチクがヘディングでゴール右に決める。同16分にもテオドルチクがヘルケンスの右からの折り返しを受けて左足で流し込み、ハットトリックを達成した。

 一気にリードを4点に広げたアンデルレヒトだったが、後半25分にムスクロンのFWタイウォ・アウォニイ、同27分にDFベンヤミン・バン・ドゥルメン、同38分にDFテディ・メザグと立て続けにゴールを許し、1点差に詰め寄られてしまう。

 しかし、この嫌な流れを森岡が払拭する。後半アディショナルタイム3分、カウンターからテオドルチクの浮き球のパスにフリーで走り込むと、PA外に飛び出した相手GKに頭で触られるも、後逸したボールを拾った森岡がPA手前中央でジャンプしながら右足でシュート。これが無人のゴールに吸い込まれ、5-3として相手の反撃を断ち切った。

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