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5位転落のチェルシー、コンテが語るアザール交代の理由とは?「ハードワークしない選手がいると…」

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MFエデン・アザール途中交代の理由とは

 チェルシーアントニオ・コンテ監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦でMFエデン・アザールを途中交代させた理由について説明している。

 25日に行われたプレミアリーグ第28節で、チェルシーはユナイテッドと対戦。敵地オールド・トラフォードで行われた一戦で、前半32分にMFウィリアンのゴールで先制したものの、その後2失点を喫し逆転で敗れている。

この試合で、エースのアザールは、後半28分にFWペドロ・ロドリゲスとの交代でベンチに下がっている。交代時にスコアが1-1だったため、先制点をアシストしたベルギー代表を交代させたこの采配には疑問の声が上がっている。

 コンテ監督は、この交代について「戦術的な決定」によるものだと明かしている。

「アザールは前半からかなり走っていたから、後半は少しガス欠を起こしているように見えた。選手のパフォーマンスが落ちたとき、それに代わる解決策を見つけ出すのが監督の仕事だよ。交代は戦術的なものだったんだ」

 チェルシーはアザール交代直後の後半30分に、MFジェシー・リンガードに逆転弾を許してしまった。しかし、イタリア人指揮官は、アザールの交代がチーム全体のバランスを保つために必要な判断だったと考えているようだ。

「良いバランスを見つけられていなかった。全てのプレーヤーは90分間、同じレベルでプレーしなければならない。それはボールを持っているときでも、持っていないときでも変わらない。ひとりでもハードワークしない選手がいると、チーム全体のバランスが崩れてしまうんだ」

 この敗戦で、勝利したトッテナムに抜かれ、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏外の5位に転落したチェルシー。次節は、カラバオ杯を優勝し、リーグでも首位を独走するマンチェスター・シティと対戦する。

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