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「これまでの功績を忘れてしまったのか?」フィーゴ氏が元同僚への不当な非難に反論

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ルイス・フィーゴが怒り

 かつてレアル・マドリーバルセロナでプレーしたルイス・フィーゴ氏が、批判にさらされているジネディーヌ・ジダン監督を擁護している。『OMNISPORT』が報じた。

 シーズン序盤から不調に陥ったレアル。現在、首位バルセロナからは勝ち点差14と大きく水をあけられ、リーガのタイトル獲得は絶望的な状況だ。スペイン国内では、不甲斐ない試合を続けているジダンにプレッシャーがかかり、監督解任の噂も飛び交っている。

 フィーゴ氏は「監督とは常に結果で評価されるものだ」と語り、現在リーガ3位に沈んでいるジダンへの批判に一定の理解を示した。一方で、これまでの功績を考えると、フランス人指揮官が受けている扱いは不当なものだと考えているようだ。

「これがフットボールというものだ。常に結果を出し続けないと周りの人々はすぐに攻撃を始める。彼らは過去の偉業なんかすぐに忘れてしまうんだよ。まるで最近の試合結果にしか興味が無いように見えるね」

 長期的な視点を持って監督を評価するべきだとしたフィーゴ氏は、続いて選手とジダンが良好な関係を築いていると主張。かつてレアルで共にプレーした元同僚にエールを送った。

「レアル・マドリーの選手たちを見てみるといい。彼らはジダンのもとで素晴らしいプレーをしているじゃないか。監督やプレーヤーにとっては、それが何よりも大事なことなんだ。これまでの功績を考えても、クラブはジダンにもっと時間を与えるべきだと思うよ」

 国内では思うような成績が残せていないレアルだが、UEFAチャンピオンズリーグラウンド16ではパリSGを3-1で破り、前人未到の3連覇に向けて好スタートを切っている。フィーゴ氏のエールを受けてジダンは結果を残すことができるのだろうか。

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