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ついにベンゲル体制終了か…英紙が伝えたアーセナルの後任候補7人とは?

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アーセン・ベンゲル監督の後任は…

 アーセナルは、ついに指揮官交代を考えているのかもしれない。英『テレグラフ』が、アーセン・ベンゲル監督の後任候補7人の名前を挙げている。

 1996年にアーセナル指揮官に就任してから、今年で22年目を迎えたベンゲル監督。2003-04シーズンにはプレミアリーグ史上初めて無敗優勝を達成するなど、数々の栄光を手にしてきた。

 しかし、昨季就任19シーズン目にして初めてリーグ戦トップ4フィニッシュを逃すと、今季もここまで6位に甘んじている。先日行われたカラバオ・カップ決勝でも、マンチェスター・シティ相手に0-3と完敗。来季いっぱいまで契約を残すフランス人指揮官だが、「限界説」が囁かれるなど風当たりは強まっている。

 この状況に、クラブ側もベンゲル監督の去就について検討し始めているようだ。『テレグラフ』によると、上層部は現在の状況を注視しており、今季もチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合、契約期間中でも指揮官を解任する可能性があるという。あらゆる選択肢を考慮に入れているようだ。

 筆頭株主であるスタン・クロエンケ氏はベンゲル監督を支持している。しかし、カギを握ると言われる息子のジョシュ・クロエンケ氏は現体制に批判的であると言われており、シーズン終了後に決断を下すと伝えられている。上層部は、昨シーズンに68歳の去就がなかなか決定しなかったことがピッチ上でのパフォーマンスに影響したと考えており、早期に決断を下すことになるようだ。

 解任に踏み切る場合に備え、クラブは7人の後任候補をリストアップしたようだ。中には2シーズン前にアーセナルで現役生活を終え、現在マンチェスター・Cでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントを務めるミケル・アルテタ氏や、クラブのレジェンドであり現在ベルギー代表のコーチを務めるティエリ・アンリ氏などの名前もあるという。

 現代サッカー界では異例とも言える長期政権は、ついに終わりの時が迫っているのかもしれない。

 以下、『テレグラフ』が伝えたベンゲル監督の後任候補7人。

ティエリ・アンリ(ベルギー代表アシスタントコーチ)
パウロ・フォンセカ(シャフタール・ドネツク指揮官)
ヨアヒム・レーブ(ドイツ代表指揮官)
カルロ・アンチェロッティ(フリー)
ブレンダン・ロジャース(セルティック指揮官)
レオナルド・ジャルディム(モナコ指揮官)
ミケル・アルテタ(マンチェスター・Cアシスタントコーチ)

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