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契約難航のウィルシャー、9歳から所属のアーセナル退団か

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MFジャック・ウィルシャーが今季限りで退団の可能性

 アーセナルに所属しているMFジャック・ウィルシャーの今季退団の可能性が高くなっている。1日、英『サン』が伝えている。

 アーセン・ベンゲル監督はウィルシャーとの契約交渉は順調と言及していたが、実際には“数マイル”にも及ぶ隔たりがあるという。アーセナル側は現在の週給12万ポンド(約1760万円)から25%減給した9万ポンド(約1320万円)を提示。これに対してウィルシャーは納得がいかず、交渉は難航をしている。

 同クラブ内のMFメスト・エジルは先月、週給20万ポンド(約2934万円)で契約成立。新加入のFWピエール・エメリク・オーバメヤンとMFヘンリク・ムヒタリアンはそれぞれがウィルシャーの倍以上の給与を受け取っているとされる。ベンゲル監督は今週、「私はジャックに早くサインしてほしい。彼との落としどころが見つかれば嬉しいんだが」と頭を悩ませる。

 9歳からアーセナルに所属しているウィルシャーは愛するクラブを離れてしまうのか。「その(退団の)決心は彼自身のものだ。我々はそれを尊重しなければいけない」と指揮官は決断を委ねている。

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