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中島翔哉が先制アシスト!フル出場で勝利に貢献、代表入りへ猛アピール

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中島翔哉が先制アシスト

[3.11 ポルトガルリーグ第26節 ポルティモネンセ 2-1 V・ギマランエス]

 ポルトガルリーグは11日、第26節が行われた。MF中島翔哉の所属するポルティモネンセはホームでビトーリア・ギマランエスと対戦し、2-1で勝利。先発出場した中島は、前半17分に先制点をアシスト。その後もセットプレーのキッカーを務めるなど、フル出場で勝利に貢献した。

 ポルティモネンセは前半2分、右CKから中島が高い弾道のボールを入れ、FWウェリントン・カルバーリョがヘディングシュートを放つが、GKドウグラスの好セーブに阻まれる。3分には、中島が左サイドで獲得したFKのキッカーを務め、ゴール前に入れたボールをニアでMFデネルが頭でフリック。右ポスト近くでDFルベン・フェルナンデスがヘッドも角度をつけすぎ、ゴール左に外してしまった。

 決定機を逃したポルティモネンセだが、前半17分に均衡を破る。左サイドでボールを受けた中島が中央へ切れ込み、スルーパスを送る。これに反応したカルバーリョが飛び出したGKドウグラスをかわし、体勢を崩しながらもカバーに入った相手DFをかわすように左足で流し込み、先制に成功した。

 だが、前半20分にDFマルセルがFWラファエウ・マルティンスを倒してPKを献上。これをFWエルドンに決められ、あっさり同点を許す。それでも30分、最終ラインの裏に出された浮き球パスにFWファブリシオが反応し、PA外まで飛び出したGKドウグラスと激しく接触。これにより、GKドウグラスが一発退場となり、ファブリシオも負傷交代を余儀なくされた。

 1-1で折り返した後半5分、数的優位のポルティモネンセはリターンパスを受けたMFエベルトンがPA内に侵入し、右足でループシュートを放つがわずかにゴール左に外れる。それでも15分、エベルトンのスルーパスで抜け出した途中出場のFWジョルジュ・ピレスが左足ダイレクトで流し込み、2-1。勝ち越しに成功した。

 その後は追加点こそ生まれなかったが、ポルティモネンセが2-1で勝利。中島はフル出場で勝利に貢献し、日本代表メンバー入りに向けて猛アピールした。

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