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森岡亮太が勝ち越しPK獲得! 9人のアンデルレヒト、苦しみながらも2位キープで優勝POへ

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決勝点につながるPKを獲得したMF森岡亮太

[3.11 ベルギーリーグ第30節 アンデルレヒト2-1アントワープ]

 ベルギーリーグ第30節が11日に行われ、MF森岡亮太の所属する2位アンデルレヒトはホームで7位アントワープと対戦し、2-1で勝利した。年間リーグは3連勝締め。優勝を争う「プレーオフ1」に2位で進出することになった。森岡は3試合連続でスタメン出場。後半31分に決勝ゴールにつながるPKを獲得し、同38分までプレーしている。

 試合は思わぬ形で幕を開けた。前半3分、アンデルレヒトのキャプテンを務めるMFレアンデル・デンドンケルが後ろに流れてきたボールをトラップミスすると、MFスタローン・リンボンベに奪われて裏へ抜け出される。デンドンケルはリンボンベを追走するが、後ろから倒してしまい、決定機の阻止で一発退場。アンデルレヒトは早い時間で10人での戦いを強いられることになった。

 それでも前半22分に右サイドでFKを獲得すると、キッカーのMFアドリアン・トレベルが左足で鋭く曲がるクロスを供給。ニアに飛び込んだFWウカシュ・テオドルチクがヘディングでゴール右に押し込み、1人少ないアンデルレヒトが先制した。

 リード後はアントワープの反撃を受ける時間が続く中、なんとか耐えていたが、ハーフタイムまで持ち堪えられず。前半43分にCKの流れからゴール前のこぼれ球をリンボンベに左足で叩き込まれ、1-1で後半へと折り返した。

 アンデルレヒトは後半も思うようにペースをつかめずにいたが、後半31分に森岡がMFケニー・ハサン・サイフとのパス交換でPA内右に抜け出すと、相手DFに倒されてPKを獲得する。同32分、キッカーのFWシルベール・ガンブラが右足で決め、2-1と勝ち越しに成功した。

 しかし、後半36分にトレベルが危険なタックルでレッドカードを提示され、アンデルレヒトは残り約10分で9人となってしまう。森岡は守備固めにより、同38分に途中交代。チームは終盤に防戦一方となりながらも、2-1で逃げ切った。

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