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ブッフォンが語る昨季レアル戦の敗因とは? 今季は180分間勝負でリベンジへ

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ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォン

 ユベントスに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが31日のミラン戦終了後、ミックスゾーンでインタビューに応じ、レアル・マドリー戦へ向けて意気込みを語った。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が1日、伝えている。

 ユベントスは3日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でレアル・マドリーと対戦するが、昨年、カーディフで行われたCL決勝の舞台で激突し、1-4で完敗した相手だけに、ブッフォンは警戒を高めた。

「カーディフでの決勝より悪い結果にはならないことを願うよ。相手にとってプレーするのが難しい試合になるようにして、自分たちの実力を最大限出せるようにしなければならない。だけど僕がアドバイスすることはない。ウチには、(マッシミリアーノ・)アッレグリのような優秀な監督がいるので何をすべきか考えてくれている」

■今回はレアルと180分間の勝負に

 昨年の決勝は90分間の1発勝負で行われたが、準々決勝となる次戦は、ホーム&アウェーの2試合で決着をつける。

「もちろん180分間で勝負を決めるとなると、大きな違いがあるはずだ。僕は90分間で勝負を決める方が良いと常に考えてきたけどね。不利だと見られているが、ユーベは対戦相手として難しいクラブだと思うし、それを証明できればと願う。選手たちは野心に燃えているし、準決勝進出の可能性はあると思う。ただ相手は最強チームだからね」

■自信過剰だった昨季のユベントス

 続いて1年前のレアル・マドリー戦を振り返り、当時は自信過剰気味だったことが敗因の1つだったことを明かした。

「僕が試合を見直したかどうか知りたいって? いつも途中で見るのを止めてしまったよ。あの試合は上手く行かなかった。それでも運は勝者に相応しい者に味方するものだよ。昨シーズンの決勝と比較して、いろんなことが変わった。特に心理的な面でね。当時は、自信過剰で試合に挑んでしまったが、それこそ最も大きな過ちだったと考えている。あの試合を振り返ってみても、ピッチでより強かった者が勝利したので特に後悔はない。今度こそユーベは互角に試合を戦えるだけの武器を揃えておきたい」

 前回覇者が有利であることを認めつつ、最後まで決着を引き延ばせるよう願った。

「不利と言われながらも、上手く行った試合はたくさんあった。直近の2大会で優勝した世界最強のクラブとの対戦であることは自覚している。レアルの戦力を分析するのにブッフォンはいらないよ。とにかく第2戦の最後まで勝負を持ち越せるよう望んでいる」

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