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首位キープも痛い足踏み…原口&宇佐美デュッセルドルフ、追い上げむなしく2連敗

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デュッセルドルフは痛い2連敗を喫した

[4.6 ブンデスリーガ2部第29節 デュッセルドルフ1-2ボーフム]

 ブンデスリーガ2部は6日、第29節1日目を各地で行った。FW原口元気とFW宇佐美貴史所属のデュッセルドルフはホームでボーフムと対戦し、1-2で敗戦。原口は左サイドハーフで先発出場し、ベンチスタートの宇佐美は後半25分からピッチに立った。

 日本代表のベルギー遠征が終わり、日本人2選手にとっては再開2戦目。原口は5試合連続のスタメン入り、宇佐美は5試合ぶりのベンチスタートとなった。前半はややボーフムが優勢に試合を進めたが、互いに目立ったチャンスをつくれない展開が続いた。

 スコアレスで迎えた後半7分、デュッセルドルフはMFベニト・ラマンが右サイドを突破し、グラウンダーのクロスに反応したFWロウベン・ヘニングスがキープ。振り向きざまにシュートを放ったが、ポストに阻まれる。同12分には、立て続けのセットプレーからチャンスをつくるも、DFカーン・アイハンのヘディングはクロスバーとGKに阻まれた。

 後半25分、宇佐美がラマンとの交代でピッチへ入った。ところが同26分、ボーフムがスコアを動かす。中央で前を向いたDFティム・ホーグラントがゴール前に持ち上がると、右前へと斜めのパスを配給。MFトーマス・アイスフェルトがPA外から右足を振り抜き、ドライブシュートでゴールネットに突き刺した。

 さらにボーフムは後半30分、DFダニーロ・ソアレスのインターセプトを起点に縦パスを通して前へ。アイスフェルトのスルーパスに抜け出したFWロビー・クルーズがGKとの1対1を冷静に制し、リードを2点に広げた。

 デュッセルドルフは後半35分、PA内に侵入したヘニングスの落としを原口が受け、相手に倒されてPKを獲得。これをヘニングスが左に決め、ようやく1点を返した。

 ここから最後の追い上げを試みたデュッセルドルフだったが、同43分、アイスフェルトの時間稼ぎからアイハンが小競り合いを喚起。双方に2枚ずつのイエローカードが提示され、10人同士で戦うこととなった。試合はそのままタイムアップを迎えて2連敗。なお、順位は首位をキープしている。

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