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「イヌイの最初の営業」...乾貴士の移籍先候補ベティスへの力添えに地元メディアが期待

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MF乾貴士の、シーズン終盤のパフォーマンスに注目が集まっている

 エイバルMF乾貴士の、シーズン終盤のパフォーマンスに注目が集まっている。スペイン『エスタディオ・デポルティボ』が伝えている。

 今季終了時にエイバルとの契約が満了する乾だが、スペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長が先日「我々はエイバル、レバンテ、レガネスのようなクラブがいくつかの国を象徴する選手たちを擁するよう試みている。エイバルにはイヌイがいるね。まあ、彼は来季ベティスに行くのだがね」と口を滑らせるなど、スペインではまるでベティス移籍がすでに決まったかのように報じられている。

 乾は当初、エイバルとの契約延長に前向きな姿勢を示していた。しかしながらベティスが3月12日のリーガ第28節でアラベスと対戦した際、この遠征に普段であれば帯同しないスポーツ部門副会長セラ・フェレール氏、ゼネラルディレクターのフェデリコ・マルティネス氏、弁護士のホセ・ルイス氏が加わり、乾の代理人と接触したといわれており、ここで風向きが変わる。ベティスがフリーで獲得できる乾に好条件(3年契約+高年俸)を用意していることも大きいとされる。

 ベティスは乾がシーズン終盤の試合で、クラブの目標達成に「力添え」してくれることを期待しているという。エイバルはリーガ第34節ヘタフェで、リーガ第36節でジローナと対戦するが、この2チームは現在ベティスと欧州カップ戦出場権獲得を争っている。乾がエイバルを勝利に導く決定的な仕事をすれば、ベティスは御の字というわけだ。

 乾は今季、リーガで30試合に出場。そのうち22試合で先発して、3得点をマークしている。ただ、直近のリーガ第33節エスパニョール戦(1-0)では招集外となっていた。

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