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ウィルシャー「ベンゲルを最高の形で送り出したい」

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アーセン・ベンゲル監督の退任発表を受けてジャック・ウィルシャーがコメント

 アーセナルに所属するイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、指揮官の退任発表を受けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。

  20日、アーセナルは今シーズン限りでベンゲル監督が退任することを発表。これにより、22年間のベンゲル体制に終止符が打たれることとなった。アーセナル下部組織育ちで、ベンゲル監督のもとでプロキャリアをスタートさせたウィルシャーは、「まずショックだった。予想もしていなかった」と、恩師の退任に動揺を隠せないでいる。

「監督の契約はあと1年残っていたから、それを最後まで全うすると思っていたんだ。僕がアーセナルへ来たときには既にアーセンが監督だったからね。ただただ、悲しいよ」

 今季のプレミアリーグはマンチェスター・シティが優勝したが、アーセナルはヨーロッパリーグ(EL)で準決勝まで勝ち進んでおり、タイトル獲得の可能性を残している。

「監督を最高の状況で送り出したい。彼のおかげで僕のキャリアは素晴らしいものになった。若い頃からチャンスを与えてくれて、僕と向き合い、信頼し、選手として成長させてくれた。キャリアの中で監督には多くの借りがあるし、監督は選手一人一人のことを信頼してくれたのだから、監督をしっかりと送り出すのが僕たちの役目だ」

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