アトレティコ・マドリーFWフェルナンド・トーレスが、今季限りでのバルセロナ退団が濃厚とされるMFアンドレス・イニエスタについて語った。

　今季限りでアトレティコを退団するF・トーレス。22日のリーガ・エスパニョーラ第34節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのベティス戦(0-0)後に会見に出席した同選手は、自身と同様に心のクラブを退団する可能性があるスペイン代表の元チームメイトについて問われ、次のように述べている。

「アンドレスはまだ何も発表をしていない。でも、雰囲気的にはそういう感じだね。彼は決断を下す権利を獲得した選手だ。その決断を、誰もが尊重するだろう」

「ただアンドレスをリーガ、バルサで見られるなくなるのは、僕らスペイン人にとって大きな損失だ。彼という存在を誇らしく思っている。が、もし退団するならば、それは悲しいことだね。お互い、これまで描いてきた軌跡には満足しなければならない。でも僕たちには、まだ戦うべき試合が残っている」

　スペイン代表でチームメイトだったF・トーレスとイニエスタだが、F・トーレスはEURO2008決勝ドイツ戦、イニエスタは南アフリカW杯決勝オランダ戦で、チームを優勝に導くゴールを決めている。

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