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イニエスタが涙で退団語る…「バルサと対戦したくないから」来季は“欧州以外”でプレー

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 バルセロナスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは27日、今季限りでクラブを退団することを発表した。多くのチームメイトが記者会見を見守る中、下部組織から22年間を過ごしたクラブを去ることを涙ながらに表明した。

「バルセロナは僕に全てを与えてくれた。自分のキャリアをこのエリートなクラブで過ごせたことを誇りに思う。私の唯一の目標はこのクラブで成功することだったし、それを達成することできた」

 退団を決断するまでの経緯について、「長いプロセスだった。数か月かかった。サヨナラをいうことは簡単ではなかった」と言及。なぜ今か、という質問には「34歳になって、その時がきたんだと思う。自分のことは自分が一番よく分かっている」と話し、全盛期のパフォーマンスを出せないことを理由に挙げた。

 同僚のFWリオネル・メッシについて聞かれると、「魔法のような瞬間を共有できたことは名誉だったよ。彼のような選手が無二だと分かっているからね」と敬意を示した。

 来季は重慶力帆ら中国のクラブが移籍先の候補に挙げられている。注目の去就については「いつも話してきたようにバルサとは対戦したくないので、欧州クラブではプレーしない」と言い切り、「今季の終わりにはどこか分かる」と話すにとどめた。

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