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「サラー、マネ、フィルミーノは自分勝手」トッテナムOBが不調のトリオを糾弾

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欧州を席巻するリバプールの3トップ

 トッテナムOBのジャーメイン・ジェナス氏は、不調に陥るリバプール攻撃陣を非難した。

 今シーズンの全公式戦でFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネ、FWロベルト・フィルミーノの3トップは89ゴールをマーク。13年ぶりのチャンピオンズリーグ制覇に王手をかける同クラブの躍進を支えている。しかし、リバプールは直近の3試合で勝利はなく、得点もわずかに2点と低迷する。

 サラーをはじめとした3選手の低調なパフォーマンスを受け、現役時代にトッテナムやイングランド代表でプレーしたジェナス氏は、同選手たちはチームとしてではなく、個人プレーに走りすぎていると『リバプール・エコー』で苦言を呈した。

「(ローマとの)セカンドレグでは、今シーズン目にすることがなかった光景を目撃した。サラー、フィルミーノ、マネが自分勝手にプレーする最初の試合だった」

「いつもなら彼ら3人はカウンターアタックのとき、協力してゴールへの最善のルートを見つけていた。確かにサラーが多くの得点を叩き出しているが、彼らは多くのゴールを共有していた。これが彼らが上手くいっている一つの理由だ。しかし、今になって突然、彼らは自分自身のためにプレーしているように映る。パスの受け渡しをしたくないかのようで、3人で得点を競い合っているように見える」

「多くの人がリバプール攻撃陣を欧州最高の攻撃ユニットと話していたが、協力し合うことが前提だ。一試合だけで起きたわけではなく、ローマ戦に続きチェルシーとの試合でもいつものような連携したプレーができていなかった」

 レアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ決勝を控えるリバプールだが、大一番までに残された試合はあと一つ。13日に行われるプレミアリーグ最終節のブライトン戦で再び輝きを取り戻せるのだろうか。

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