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「6-0のワンサイドゲームが面白いか?」FA杯決勝前にモウリーニョが批判に苦言

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ジョゼ・モウリーニョ監督が守備的な戦術への批判に噛みついた

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督は、ワンサイドゲームになっても面白みはないと話した。

 今季、ライバルのマンチェスター・シティが圧倒的な攻撃力を見せてプレミアリーグを席巻。数々の新記録を打ち立てた一方で、ユナイテッドの守備的なシステムに対しては“面白みに欠ける”などと言った批判の声が上がった。しかし、チェルシーとのFA杯決勝前の会見に臨んだモウリーニョ監督は、大差よりも拮抗した試合がより面白みがあると主張した。

「私には“面白い”という言葉の意味が分からない。6-0のワンサードゲームが面白いか?私にはそうとは思えない。面白さとは、最後まで感情的で、結果が予想できず、観客の誰もが席から立ち上がることがなく、両サイドのベンチが緊張感を持った試合のことを言うと思う。これがフットボールを愛する私にとっての面白さだ」

 また、19日にチェルシーとの大一番を控えるモウリーニョ監督は、これまでのカップ戦ファイナルで14戦12勝と絶対的な強さを誇る。対するアントニオ・コンテ監督は、昨季のFA杯決勝でアーセナルに敗れるなどあと一歩のところでカップタイトルに手が届かないことが多々ある。

 このことについて問われるも、モウリーニョ監督は「決勝戦の記録や成績はこの試合の結果に大きな影響を与えない」と回答。「我々の過去の実績がこの試合に作用することはない。我々全員がベストを尽くすまでだ」と意気込みを語った。

 なお、モウリーニョ監督は決勝でダビド・デ・ヘアの起用を明言した一方で、故障を抱えるロメル・ルカクが出場できるかは依然としてはっきりしないと話した。

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