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昨夏のネイマール流出がトラウマ?バルベルデが移籍話浮上中のデンベレ残留を強調

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ウスマン・デンベレの残留を強調

 バルセロナフランス代表FWウスマン・デンベレには、パリSGへの移籍のうわさが取りざたされていたが、指揮官エルネスト・バルベルデは同選手を現有戦力として見ているようだ。

 11日の記者会見でバルベルデ監督が語った言葉を『ESPN』は次のように伝えている。

「本人が退団を望んでいるのかどうかは分からないが、私はこのチームを率いる立場として、デンベレがとどまることを望んでいる。監督としては、どの選手の退団も歓迎できる状況ではないし、そんなことを考えたくもない」

 バルベルデは「去年は開幕直前に、思わぬ形で主力を失った。移籍市場で想定していない動きは我々にとって本当に大きな痛手となるからね」と続け、昨夏のネイマール退団を回顧している。

 また「バルセロナは主力がすでに戻ってきているし、今季もタイトルを争うことができるはずだと確信しているよ」と発言。移籍のうわさがあるデンベレ流出に警戒心を示しながらも、新シーズンに向けて手応えをつかんでいるようだ。

 昨年8月、シーズン開幕直前にFWネイマールがパリSGンに引き抜かれた、契約解除金2億2200万ユーロ(約292億円)のビッグディールは記憶に新しい。今年1月になってからMFフィリペ・コウチーニョを確保し、バルサはリーガとコパ・デル・レイの2冠を達成したものの、昨夏のネイマール退団はやはり悪しき思い出とも言えるほど、想定外の大事だったようだ。

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