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ピルロ氏の伊代表コーチ落選の理由を連盟トップが明かす「彼がベンチに座ると…」

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昨年11月に現役を引退したMFアンドレア・ピルロ

 FIGC(イタリアサッカー連盟)のコミッショナーを務めるロベルト・ファブリチーニ氏が20日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組『ラディオ・アンキオ・スポルト』に出演し、アンドレア・ピルロ氏について言及した。

 イタリア代表では、5月に元ゼニト指揮官のロベルト・マンチーニ氏が監督に就任し、新体制が発足した。

 当初、アシスタントコーチには、昨年11月にMLSのニューヨーク・シティで現役引退を迎えたアンドレア・ピルロ氏が就任することが有力とみられていたが、指揮官の下で長年スタッフを務めてきたアンジェロ・アダモ・グレグッチ氏が任命されたことで波紋が広がった。

 ピルロ氏がオファーを拒否したのではないかという憶測が出回り、元イタリア代表のレジェンドが自ら否定し、事態を収拾することになった。

 FIGCにおいて実質的なトップに立つファブリチーニ氏も、ピルロ氏の代表スタッフ入り落選についての舞台裏を語っている。また将来的にマエストロの入閣が可能であることを示唆した。

「アンドレア・ピルロとは、交渉が進められていた。契約状況について確認するとの名目で彼とは一度だけ話をした。だが彼はチャンピオンズリーグ関連のテレビの仕事を受けており、便宜上、そして透明性を保つためにも、連盟の条件には合わないように思えた。

 もし彼がベンチに座った場合、肖像権に関して抵触するような条項も含まれていた。もちろんアッズーリへの扉を私が開くとか閉じるとかはありえない。彼に対し、代表の扉は常に開かれているのだからね」

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