[8.27 アジア大会準々決勝 U-23ウズベキスタン 3-4(延長) U-23韓国]

　優勝すれば選手たちの兵役義務が免除されるU-23韓国代表は27日、アジア大会準々決勝でU-23ウズベキスタン代表と対戦した。延長戦までもつれ込む展開となったが、4-3で勝利。ガンバ大阪所属のFWファン・ウィジョがハットトリックとPK奪取でチームを救った。

　決勝トーナメント1回戦でイランを下した韓国は前半5分、ファン・ウィジョのゴールで先制点を奪うと、守備の乱れを突かれて同点に追いつかれながらも、さらにファン・ウィジョのミドルシュートで1点を追加し、前半を2-1で終えた。

　ハーフタイムが明けて以降はウズベキスタンのペース。後半8分に再び同点に追いつかれると、同12分にはオウンゴールで逆転され、一転して苦しい展開を強いられた。だが、チームを救ったのはみたびファン・ウィジョ。同30分、MFソン・フンミンとの連携から3点目を決めた。

　3-3で迎えた延長戦は韓国が決定的なチャンスをつくり、ウズベキスタンMFが前半11分に2枚目の警告で退場。固く守る相手に苦しむ時間帯が続いたが、後半12分にファン・ウィジョがPA内で倒されてPKを奪う。これを途中出場のFWファン・ヒチャンが決め、辛くも4強入りを果たした。

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