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何が起きた?デンマーク、エリクセンら主力選外…フットサル選手の名前が招集リストに

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デンマーク代表で内紛勃発

 デンマーク代表が緊急事態だ。4日、デンマークサッカー協会(DBU)がスロバキア代表との国際親善試合に向けて代表メンバー24名を発表したが、そこにGKカスパー・シュマイケル(レスター・シティ)、MFクリスティアン・エリクセン(トッテナム)ら主力の名前が入っていない。

 発表された招集リストには、ロシア・ワールドカップ(W杯)を戦ったメンバーは1人も選出されておらず、国内リーグの3部、4部でプレーする選手に加え、2016年のフットサル・ワールドカップに出場した選手が4名招集された。

 英『BBC』など複数メディアによると、同国のDBUと選手協会との間で、商業的な権利に関する争いが解決していないことが原因だという。2015年に結んだ契約が今年8月いっぱいで満了し、DBUは選手たちと新たに商業契約を結ぶ必要がある。しかし、選手たちが個人スポンサー契約をしていることもあり、その契約に合意できない状況のようだ。

 デンマークは、5日にスロバキアと国際親善試合を行い、9日にはUEFAネーションズリーグでウェールズと戦う。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)がふさわしくないと判断した場合、大会から追放される可能性もあるという。

 過去にデンマークは、女子代表チームで同様の問題が発生。W杯予選が中止になるという事態に陥った。その際は、UEFAから罰金を命じられ、今後このような問題が発生した場合、UEFAのトーナメントカップから追放する可能性もあると警告されていた。

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