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オランダ代表引退のスナイデル、最後の試合でユニフォームを手渡した相手とは…

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ヴェスレイ・スナイデルがユニフォームを手渡した相手とは…

 オランダ代表を引退したMFヴェスレイ・スナイデル(34)が最後の代表戦で自身のユニフォームを手渡した相手とは…。

 2003年4月に代表デビューを果たしたスナイデルは、2010年南アフリカW杯で準優勝、2014年ブラジルW杯で3位入りに貢献。昨年6月には、エドウィン・ファン・デル・サール氏の持つオランダ代表最多記録を更新し、通算134試合で31ゴールを記録した。

 6日、オランダは国際親善試合でペルーと対戦。先制点を許す苦しい展開だったが、後半15分にFWメンフィス・デパイが同点ゴールを決めると、38分にもデパイがゴールネットを揺らし、2-1で競り勝った。この試合が代表引退試合のスナイデルは後半17分までプレーした。

 英『インデペンデント』によると、試合終了後にファン・サポーターに別れを告げたスナイデルは、自身が後継者と考える選手にユニフォームを渡した。その選手は、この試合で2ゴールを挙げたデパイだ。

「僕はユニフォームをデパイに渡した。彼はこの試合でどれほど素晴らしい選手か示してくれた。彼があの調子で続けていくことを願っている。僕たちはオランダ代表で活躍する彼を楽しむつもりだ」

 24歳デパイは、スピード、足もとの技術の高さを生かしたドリブルが武器のウインガー。キックの精度も高く、セットプレーでもキッカーを務める。2015年夏にPSVでの活躍によりマンチェスター・ユナイテッドに移籍。しかし、期待された活躍をみせることができず、2017年1月にリヨンに活躍の場を移した。すると、昨季は36試合で19ゴール13アシストと活躍し、チームをUEFAチャンピオンズリーグ出場に導いた。

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