元デンマーク代表FWニクラス・ベントナー(30)が、母国デンマークでタクシー運転手に暴行した容疑で逮捕された事件に関する謝罪の声明を発表した。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

　ベントナーは9日早朝、デンマークの首都コペンハーゲンでタクシー運転手に暴力を振るったと警察に通報され、逮捕に至った。運転手は顎を負傷したと主張している。11日、この事件に関する声明を発表し、「深くお詫びしたい」と陳謝した。

「最近報じられているように、私は日曜日の午前2時頃、非常に残念で不快な事件に巻き込まれた。こんな事態になるとは思わなかった。もちろん、不幸な結果になってひどく悲しい。いつもお世話になっている人たちにお詫びしたい」

　続けて、ノルウェーのローゼンボリに所属するベントナーはサポーターやクラブ、チームメイトに向けてそれぞれ謝罪の言葉を述べた。

「ローゼンボリのファンに、今回の件についてお詫びしたい。加入直後からローゼンボリのファンのためにプレーできることは私の喜びだった。そして、彼らにとってチームや僕を誇りに感じてもらえることが名誉だったんだ」

「クラブにも、今日こうして謝罪の場に立っていることを心から残念に思っている。僕にとってローゼンボリはベストなクラブだ。新たなスタートに必要な、僕の新しい家族のように感じていた」

「親愛なるチームメイトには、シーズンの重要な時期に水を差すようなことをしてしまい、後悔している。1年半、毎日ドレッシングルームで過ごしてきた仲間は私がファイターではないことを知っているはずだ。ローゼンボリは秋に多くのエキサイティングな試合を繰り広げている。タイトルを獲得できるシーズンになると願っているし、目標を達成するために貢献したい」

「もちろん、2度と同じようなことはしません。保留中の法的事件のため、これ以上のコメントは控えます」