beacon

「スペースがあれば生きる」ボルトの適正ポジションをW杯優勝監督が指南

このエントリーをはてなブックマークに追加

プロサッカー選手を目指すウサイン・ボルト

 スペイン代表レアル・マドリーを率いたビセンテ・デル・ボスケ氏がサッカー選手に転身したウサイン・ボルトについて、成功するには前線よりもサイドバックの方が合っていると話した。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 陸上選手時代にオリンピックで通算8個の金メダルを獲得し、“人類史上最速の男”と称されたボルト。2017年にロンドンで行われた世界陸上を最後に陸上選手を引退し、現在はオーストラリア・Aリーグのセントラル・コースト・マリナーズのトライアルに参加している。

 先月31日には地元アマチュアチームとのトレーニングマッチに左ウイングで出場したが、ゴールを奪うことはできず。2010年南アフリカW杯でスペインを優勝に導いたデル・ボスケ氏は、ボルトのスピードを生かすためには後ろのポジションで使うべきだと考えているようだ。

「スペースがあれば、ボルトは非常に良い選手になれると思う」

「カウンターを主体にし、攻守の切り替えが早いチームならフィットするはずだ」

 また、ボルトの試合映像を見たデル・ボスケ氏は、「ボルトは非常に楽観的な選手だ。常に笑っていて、子供の頃に見た夢の中に生きているようだ」とサッカーに取り組む姿勢を賞賛している。

TOP