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香川、今季初先発も逸機に頭抱える…ドルトムントは10人で追いつく

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今季初先発を果たしたMF香川真司

[9.22 ブンデスリーガ第4節 ホッフェンハイム1-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは22日、第4節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でホッフェンハイムと対戦し、1-1で引き分けた。開幕からベンチ外が続いた香川だが、開幕4戦目で今季初先発。4-2-3-1のトップ下に入り、後半25分までプレーした。

 香川は18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのクラブ・ブルージュ戦(1-0)で今季公式戦初のベンチ入りを果たし、後半17分から途中出場。ルシアン・ファーブル監督体制で公式戦初出場を飾ると、中3日で迎えたこの日、今季公式戦初先発で今季リーグ戦初出場となった。

 ポゼッションでは上回るもなかなかフィニッシュまで持ち込めないドルトムントに対し、ホッフェンハイムは鋭い速攻から何度もゴールに迫る。前半18分には左サイドを抜け出したMFニコ・シュルツの折り返しにMFレオナルド・ビッテンコートが合わせたが、シュートはGKロマン・ビュルキが至近距離でセーブ。それでも前半終了間際の44分、敵陣でのボール奪取からカウンターに持ち込み、最後はFWジョエリントンが先制のゴールネットを揺らした。

 後半の立ち上がりもホッフェンハイムがドルトムントゴールに襲いかかる。後半5分、左CKのショートコーナーからDFエルミン・ビチャクチッチがヘディングシュートを叩き込み、追加点かと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりオフサイドの判定となった。同10分にはジョエリントンの左足ミドルが左ポストを直撃。跳ね返りをFWアンドレイ・クラマリッチが押し込んだが、これもオフサイドを取られた。

 苦しい展開のドルトムントだが、後半11分、右サイドを個人技で突破したMFクリスティアン・プリシッチのマイナスのクロスにフリーで走り込む香川が左足で合わせる。しかし、シュートはジャストミートせず、相手選手に当たってゴール左に外れた。思わず頭を抱える香川。ようやく訪れたチャンスが大きな決定機だったが、決め切ることができなかった。

 後半19分にも右足でミドルシュートを打った香川だが、これはGKの正面を突き、同25分に交代。ドルトムントは後半30分、DFアブドゥ・ディアロが一発退場となり、10人での反撃を強いられたが、同39分、DFマルセル・シュメルツァーから縦パスを受けたFWマルコ・ロイスがPA内に切れ込み、折り返しをプリシッチが右足で押し込んだ。数的不利に立ちながら土壇場で1-1の同点に追いついたドルトムント。これで開幕から2勝2分と無敗を守った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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