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病み上がりで体重3kg減の大迫、指揮官の“プラン”崩してフル出場

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2試合ぶりに先発したFW大迫勇也

[9.25 ブンデスリーガ第5節 ブレーメン3-1ヘルタ・ベルリン]

 日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンは25日、ブンデスリーガ第5節でヘルタ・ベルリンとホームで対戦し、3-1で勝利した。今季初の連勝を飾り、開幕から5戦負けなし(3勝2分)。前節欠場の大迫は2試合ぶりにスタメン復帰し、90分間プレーしている。

 ブレーメンは前半11分にFWマルティン・ハルニクがこぼれ球を押し込んで先制すると、同45分にはMFヌリ・サヒンのCKからDFミロシュ・ベリコビッチがヘディングで追加点を奪取。後半8分に1点を返されたものの、同21分にFWマックス・クルーゼがPKを沈め、3-1で相手を突き放した。

 大迫は22日に行われた前節のアウクスブルク戦(3-2)を、風邪による胃腸炎で欠場。体重は3kg落ち、トレーニングに復帰したのも試合2日前だったという。それでもトップ下の位置で起用され、上々のパフォーマンスを見せた。

「チームとして良い試合ができた」と振り返る日本代表FWは「(頭の中が)すごくクリアな状態で自分はプレーできたと思います」と自身の出来にも手応えを示している。

「監督には『あと10分あと10分』ってずっと言われ続けたんですけど、よく90分出ましたね」

 病み上がりだったこともあり、フロリアン・コーフェルト監督は途中交代も視野に入れていたようだが、3試合ぶりにフル出場。「僕のことを信頼してくれてるというのはすごく感じますし、それにもっともっと応えていかなければと思います」と指揮官への思いを口にした。

 ブレーメンは本拠地で勝ち点3を積み上げ、暫定2位に浮上。次節は29日に開催され、アウェーでシュツットガルトと対決する。

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