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クロップがVARの判定に不満「審判も見ていたはずだ」

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ユルゲン・クロップ監督がVARの判定に不満

 リバプールユルゲン・クロップ監督がチェルシー戦のビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定を批判している。英『フォー・フォー・トゥー』が報じた。

 開幕から公式戦7連勝を飾っていたリバプールは、26日のカラバオ杯(リーグ杯)3回戦でチェルシーと激突。後半13分にFWダニエル・スターリッジのゴールで先制したが、同34分にDFエメルソン・パルミエリ、同40分に途中出場のMFエデン・アザールに決められ、1-2で逆転負けを喫した。

 クロップ監督が問題視するのはチェルシーの同点弾だ。このシーンはVARによってオフサイドがないと判定されたことからゴールが認められた。また、ドイツ人指揮官はビルドアップの際、MFナビ・ケイタがMFビクター・モーゼスにファウルをしたというジャッジにも不満を見せている。

「VARについては今後も多くの議論がされるだろう。完璧ではないからね。チェルシーの最初の得点はオフサイドだ」と語ったクロップ監督は、次のように続ける。

「レフェリーよりいい位置で見ることはできないが、最初のゴールはオフサイドだったと思う。おそらくVARでは見えていたが、レフェリーには見えていなかった」

「だが3人がオフサイドの位置にいた。少なくとも2人は間違いなくそうだし、プレーに関与していた」

「(ロス・)バークリーはオフサイドだ。レフェリーも見ていたはずだが、それをオフサイドとは考えなかったようだ。受け入れるしかない」

 一方で、「私たちとしても、決め切るチャンスはいくつかあった」と攻撃面にも触れ、「クロスバーを叩くシュートもあったし、面白いボールもいくつかあった。だが、結局は相手に2点を取られ、私たちは1点しか取れなかった」と反省を口にする。

 指揮官は「チェルシーがどういうプレーをしたがるか分かっていたのに、あまりにスペースを与えすぎて、コンパクトにプレーできなかった。それでも前半には大きなチャンスがいくつかあったんだが…」と肩を落とした。

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