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ハリル監督「ナントに“日本らしさ”を取り入れた」、序盤低迷のクラブが怒涛の公式戦4連勝

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ハリル監督は“日本化”させることで、迅速な立て直しを図った

 フランス・リーグアンは4日に第12節を行い、ナントギャンガンと対戦した。低迷したナントを10月から指揮しているバヒド・ハリルホジッチ元日本代表監督は、公式戦4連勝を達成した。

 1勝3分4敗でリーグ戦19位と降格圏内に沈んでいたナント。ハリルホジッチ監督は10月から指揮官としてこのチームの立て直しにかかった。初陣となった10月7日の第9節・ボルドー戦では0-3と大敗を喫したものの、第10節・トゥールーズ戦(4-0)、第11節・アミアン戦(2-1)と2連勝。国内リーグ杯でも好調モンペリエを3-0で破り、公式戦3連勝としていた。

 そして今節も絶好調のFWエミリアーノ・サラが前半43分に先制点を奪うと、ギャンガンを圧倒し、5-0で勝利。リーグ戦3連勝で順位を13位から10位に押し上げた。

 リーグアン公式サイトはハリルホジッチ監督の功績を特集。元日本代表監督は短い時間で立て直すべく、「今のナントは少しだけ“日本化”しています。それは試合の仕方、立ち振る舞い、リスペクトすること、時間を厳守すること。それらは魔法の杖ではないが、確かな効果はあった」と日本での経験をチームに還元させたことを明かしている。

●フランス・リーグアン2018-19特集

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