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3か月ぶりフル出場の乾に超決定機も…4得点ベティスが5回戦へ

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3か月ぶりにフル出場したベティスMF乾貴士

[12.6 コパ・デル・レイ4回戦第2戦 ベティス4-0ラシン]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は6日、4回戦第2戦を各地で行い、MF乾貴士所属のベティスはホームにラシン(3部)を迎えた。乾は9月2日のリーガ・エスパニョーラ第3節以来、3か月ぶりの先発フル出場を果たしたが、ビッグチャンスを生かせず無得点。チームは4-0で勝利し、2戦合計スコア5-0で5回戦進出を決めた。

 敵地での第1戦は1-0で辛勝したベティス。第2戦も苦戦する時間帯が続いたが、前半32分、セットプレーから先制点を奪う。MFクリスティアン・テージョの左CKをニアでFWアントニオ・サナブリアがそらすと、中央でDFアントニオ・バラガンがプッシュ。これが相手に当たって入り、オウンゴールで先手を取った。

 ベティスは後半13分、左からのクロスに反応したサナブリアがPA内で倒されてPKを獲得。これを自ら左へ決め、リードは2点に広がった。さらに同24分、テージョの左CKに投入されたばかりのFWセルヒオ・レオンが頭で合わせ、勝利を決定的なものとした。

 乾は後半34分、左サイドを突破したS・レオンの折り返しを受け、PA内ゴール正面でフリーになる決定機を迎えたが、シュートはわずかにゴール右へ。移籍後初ゴールはお預けとなった。ベティスは同44分、MFジオバニ・ロ・チェルソがさらに1点を加え、4得点の完勝で5回戦進出を決めた。

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