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クリバリ、新契約でボヌッチを抜きセリエA最高給DFへ…ナポリは移籍金設定せず

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ナポリと新契約を締結したDFカリドゥ・クリバリ

 ナポリに所属するセネガル代表DFカリドゥ・クリバリが契約を更新し、セリエA最高額の年俸を受け取ることになると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 現在、27歳のクリバリは2014年、ベルギーのヘントから加入。1年目からナポリのレギュラーCBに定着すると、今やセリエAを代表する最高峰のDFへと成長した。ここ数シーズンは市場が開くたびにビッグクラブへの移籍がうわさされ、プレミアリーグからは1億ユーロ(約126億円)近くに上る破格のオファーも届いていた。

 クリバリは9月にナポリとの契約を2023年まで延長したばかりだが、代理人がブルーノ・サティン氏からファリ・ラマダニ氏に変更されたこともあり、再び契約更新が行われる見込みだ。セネガル代表DFは現在、年俸350万ユーロ(約4.4億円)を受け取っているが、新契約では550万ユーロ(約6.9億円)をベースとしてボーナスを加えると600万ユーロ(約7.5億円)の大台に乗る。これによりセリエAで最高給のユベントスDFレオナルド・ボヌッチ(550万ユーロ)を抜き、トップへ躍り出ることになる。

 クリバリのクオリティについては、指揮官のカルロ・アンチェロッティも太鼓判を押す。ターンオーバーを多用する名将ではあるが、「彼はフオリクラッセ(規格外の選手)だ。彼なしでは苦労する」と話し、唯一、リーグ戦全試合に出場させている。

 なお契約解除条項は設定されておらず、来夏にオファーが届いた場合、ナポリが自由に条件を設定できる模様だ。このため移籍金は1億ユーロを超える可能性も指摘されている。今後の動向は注目されるところだ。

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