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「日本のレベルは高いが…」ベトナムメディアが指摘する森保ジャパン3つの弱点

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ベトナムメディアが日本の弱点を指摘

 UAEで開催中のアジアカップ2019は24日に準々決勝が開催。日本代表はベトナム代表と対戦する。決戦を前にベトナムの現地メディアが、日本の弱点を紹介している。

 ベトナムの『Bongdaplus』は、ここまでの日本の4試合を分析したうえで「日本はベトナムよりも高いレベルを有している」と評価。しかしながら「彼らが弱点を持っていないわけではない」とし、3つの弱点を記した。

 まず1つ目は「オフサイドトラップ」について。特にトルクメニスタン戦の2失点目について同メディアは、「日本のナンバー20(槙野智章)が間違ったポジショニングをしたため、トルクメニスタンにオフサイドトラップを破られてPKを招いた」と指摘した。

「彼らは多くの状況で、積極的にオフサイドトラップをかける。しかし、日本のオフサイドトラップが必ずしも効果的であるとは限らない。日本がこれまで3失点したうちの2ゴールは、日本が故意に作り出したオフサイドトラップが必要な効果をもたらさなかった」

 2つ目は「スピード」の欠如を挙げた。ウズベキスタン戦の失点は、最終ラインの選手が攻撃参加したことで喫したものだと指摘。「日本の最終ラインは高齢な選手がいる。したがって、スピードで競うときに不利になるシーンがある」と分析した。

 そして3つ目は「長距離シュート」の重要性を説いた。日本がトルクメニスタン戦で先制点を許したシーンは、ミドルシュートから決められたものだった。同メディアはベトナムにもそれが再現できると期待した。

「日本の選手が相手の近いところでプレーしていない場合に、ベトナムの選手も遠目から狙うことができるはずだ。ヨルダンとの試合では、効果的な長距離シュートを放っていた」

 果たしてベトナムは、格上の日本相手にその弱点を突くことができるのか。日本とベトナムの準々決勝は、日本時間24日22時にキックオフを迎える。

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